こちらも祖母の屋敷を整理しており見つけたものです。とても珍しい雰囲気の帯です。こちらはもともと見つけたときには銀座こうげいの畳紙に入り、帯封をして納品書まで一緒になっておりました。そちらに金額の記載があったのですが、130万円とあり驚いた記憶がございます。もともと曾祖父母のもとに白洲正子さんが訪ねてきたことがきっかけで、曽祖母や祖母はこうげいを贔屓にしていたそうです。お店があった頃の130万円ですから、今の価値ではその何倍かになるでしょうか。そんな驚きの袋帯です。見つけたのは1年ほど前ですが、まさかメルカリをはじめるとは思ってもおりませんでしたので畳紙も納品書も処分しておりもうありません。一つのエピソードとして参考になさってください。ここまで書いて、また帯を見ておりましたら…見慣れたマークを発見いたしました。松坂屋のしるし。お写真7枚目です。発見時はまったく手付かずの状態でしたのでどこかで畳紙が入れ替わったとは考えにくいのですが…よくわかりません。どちらも参考までに。いまの帯にはない、とても凝ったものです。つくられてから50年ほどは経過していると思いますが、未使用の綺麗な状態です。どのようなお着物に合わせようか、コーディネートを考えるのもとても楽しい帯だと思います。あえて紬に合わせても素敵ですね。お着物好きの方に。サイズ約420cm未使用で綺麗なものですが、古いものです。細かな点が気になる方やご不安な方はご購入をお控えください。トラブル防止のため返品はできません。その点ご了承の方のみご検討くださいませ。