幕末明治 瀬戸の名工 加藤岸太郎 瀬戸焼 湖東焼

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幕末明治に活躍した瀬戸の名工、加藤岸太郎の染付草花文青磁花瓶を出品致します。皆様は、瀬戸市陶祖公園にある六角陶碑をご存じでしょうか。慶應三年に加藤岸太郎によって作成された日本最大の陶製記念碑、六角陶碑です。詳しくは、下記のサイトをご覧下さい。http://touso800.jp/rokkakuhi.htmlさて、出品の品は、加藤が海外向けに作成した青磁に染付草花文を散らした大型花瓶です。さなきだに稀少な岸太郎の作品ですが、青磁作品は尚稀少です。寸法は、高さ32cmです。幕末から明治初期に作成された陶磁器に特有ですが、大きさの割に磁体が非常にずっしりと重くできています。青磁釉は施釉中に剥げやすいため、薄塗りで何回も重ねて塗りをします。それでも、所謂釉剥げができてしまうことがあります。本品も、写真の通り釉剥げの箇所がいくつかありますが、これも時代を感じさせる一つの景色だと私は思います。保存状態は極めて良く、伝世品にありがちな擦り傷もなく、未使用と言って良い状態です。ただ、高台に青磁釉が流れている部分の一箇所に削げのような箇所があります。青磁釉の厚くなった部分が剥がれ落ちた窯傷と思われますが、念の為に記載しておきます。最後の写真をご参照ください。以下は、岸太郎の略歴です。岸太郎は、尾張瀬戸小狭間の陶工加藤武右衛門の子。
すでに瀬戸で名工の内に数えられ、特に大器をつくるのにすぐれていましました。
後に井上松坪らと肥前に赴き、製陶法を研究して帰りました。1856年(安政三)3月彦根藩窯湖東焼に土焼師・丸窯師として抱えられ、翌年三人扶持を給与され土焼職頭を命じられました。その技量は抜群で、彼のつくった鉄砂釉の火入、黒褐釉の建水などは釉薬が微妙で箆使いも放胆で雅致があり、すこぶる優秀な作品であると評判でした。慶応年中(1865-8)陶祖碑建設の議が瀬戸で起こり、当時の窯取締役加藤清助が、「こんなとてつもない大物を焼造できる名工は岸太郎をおいてほかにない」と極力斡旋したことにより、藩許となり、岸太郎は製作能と言われたこの碑の焼造に遂に成功しました。注: 最近、私の写真と説明文をそっくりそのまま盗用した詐欺サイトがいくつかあるようです。呉々も騙されないようにご注意下さい。私はオークションサイト以外には出品しておりません。

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